公益財団法人長野県長寿社会開発センター

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北信 支部

ゼロカーボンミーティング2024in北信州×北信地域タウンミーティング2024 開催しました

暮らしの中のゼロカーボン
~未来に向けて 今 私達一人ひとりができること~

 1月22日(水)飯山市文化交流館なちゅらで、北信地域タウンミーティングを北信地域振興局環境課「ゼロカーボンミーティング」タイアップで開催しました。
 「ゼロカーボンとは何か、なぜ必要なのか」を知ってもらい、自分たちの取組みの一つひとつがゼロカーボンにつながるということ、地域の特性を行かした持続可能な取組みにしていくこと、住民・企業・行政等あらゆる分野の人たちの協同が必要であるということを考え、行動に移していくきっかけとすることを目的としました。

「ゼロカーボンとは何か」を考えました

 

 当日は基調講演を渋沢寿一氏(NPO法人共存の森ネットワーク理事長)に「わたしたちの未来に向けて 渋沢栄一(江戸~戦前)・渋沢寿一(戦後~令和)それぞれのゼロカーボン」と題した講演をいただきました。渋沢さんは、明治の実業家 渋沢栄一氏のひ孫にあたる方です。講演は地域づくりも含めて未来に向けて私たちが今考え、取り組むべきヒントを頂けるような内容でした。大変穏やかな口調での講演は、参加者からも大変好評で、会場に足を運んで良かった、と感想があちこちで聞かれました。

講演する渋沢寿一さん

 

 講演後は、地元でゼロカーボンに関する取り組みをしている事例紹介を行いました。最初に、木島平村「パン工房〇」の宮田伸也さん。中学校教員から転職しパン屋さんになったこと、店名〇(まる)に込められた想い、自宅庭・壁に設置している太陽光パネルについてなどお話いただきました。

 次は、山ノ内町「すがかわ暮らし応援隊」の外山俊さん。区長を務めたことがきっかけで地域の課題に気づき仲間とともに暮らし応援隊を立ち上げたこと、応援隊の活動内容(高齢者生活支援、移住者支援、支障木を薪として販売など)、中でも昨年開催した「私たちにもできるゼロカーボン生活in須賀川」イベントの様子を詳しくお話いただきました。

 最後は、長野県下高井農林高等学校探究創造コース3年宇田貴浩さんと片桐杏奈教諭です。農林高校ではSDGS宣言に基づいて様々な活動に取り組んでいます。その中から今回は「放置竹林」についての取り組み内容を紹介してくれ、農林高校の取組みや宇田さんの将来の夢にまで話は及び、会場からは「頑張って欲しい!」とエールが送られました。

事例紹介

 

 事例紹介後は「旗揚げアンケート方式ディスカッション」で会場の方々の意見も反映させていきます。各設問に対して、5つの選択肢(それぞれ色が決められている)の中から一つ選んでその答えのカラー用紙を上げることで、自分の意見をこのミーティングへ反映させていきます。ファシリテーターの内山さんが会場内を走り回り、なるべく多くの方々の声を拾っていき、またそれに対して渋沢さんや事例紹介者が返答し、まさに会場一体型のディスカッションになりました。

アンケートより
 ・とても身近に感じたディスカッションでした。孫たちにも伝えたい。
 ・地域で具体的にゼロカーボンの活動を作り上げたい。
 ・会場が参加できる旗上げ方式で意見が出やすくて良かったです。

 全体を通して、未来に向けて一人ひとりが考え、ゼロカーボンに向けた取り組みを進めるきかっけになったのではないでしょうか。

(北信支部 シニア活動推進コーディネーター 松永静香)

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