2023年度ニッセイ財団の「生き生きシニア活動顕彰」に、長野県長寿社会開発センターの関係団体として、高遠案内「ふきのとう」の会（伊那市）と、ハーモニー山びこ（小諸市）が選ばれ、７月11日長野県庁で贈呈式が行われました。

　高遠案内「ふきのとう」の会は、平成26年設立の高遠町のボランティアガイド。月１回会合を開き、統一見解を確認してテキストを作って研修し、戦国時代からの史跡である高遠城跡や守谷定次の石仏などのほか、城下町の施設案内、桜の時期に観桜客のガイドを行い、町を盛り上げています。

　ハーモニー山びこは、長野県シニア大学生で初めてハーモニカに出会った仲間が卒業時に結成したグループ。「高齢者施設で演奏してもらえないか」という声を受け、近隣の老人保健施設等で訪問演奏を行っています。コロナ禍でしばらく活動を自粛していましたが、これからもどんどんやっていきたいと、意欲的です。

　ニッセイ財団では、高齢者が主体となって行う地域貢献活動に対して、都道府県知事の推薦に基づき顕彰する「生き生きシニア活動顕彰」を通じて、地域活動の輪を広げていきたいとしています。

賞状を受け取るハーモニー山びこの代表