8/20、佐久学部で公開講座「海外で暮らしてみて」を開催します!
1 日 時
令和元年8月20日(火)午前10時から正午まで
2 講座名
海外で暮らしてみて
~百聞は一見に如かず、日本・NZ・オマーン~
3 講 師
数学者 屋代 司氏
茨城県出身。東海大学理学部数学科卒業、同大学大学院修士課程修了。
神奈川県の県立高校非常勤講師、私立中学高校の専任教諭を経験。
1994年に教員を退職後、1年間の英語研修の予定でニュージーランドに
渡航。その後オークランド大学でマーチン教授に出会い、数学研究を再開、99年に学位(PhD)を取得。02年永住権取得。03年JSPS外国人特別研究員として帰国、大阪市立大学に2年間滞在。06年9月より18年1月までスルタンカブース大学でオマーンの若者の教育に携わった後帰国。長野県御代田町在住。興味のある研究テーマは結び目理論と曲面結び目理論への図形的なアプローチ。
4 内 容
県内景気の減退に伴い近年減少傾向にあった在住外国人数が増加に転じてきています。都道府県別外国人住民数も長野県は全国で17番目に多い状況です。佐久地域も3,500名程の外国人住民が居住しています。この傾向は年々増加していくと考えられます。同時に、多様な方々(こども、高齢者、障がいの有無)が安心して生活することのできる地域づくりが願われています。
講師は、英語圏であるニュージーランドで英語研修を行い、中東のオマーンでは大学で数学の教鞭をとっておられました。その経験をもとに多様な方々と意思を交わし学び合うことの必要性や方法について語っていただきます。