町の縁側 優しい笑顔があふれていました
町の縁側 「仲えん(仲町の縁側)」
長野県シニア大学専門コース4期生の池内みよ子さん、修了時のテーマであった「町の縁側」をコロナ禍で思うように開けませんでしが、お友達、親戚の方と一緒に開くことができました。
長野市川中島町、旧北国街道が通る場所で江戸時代からの面影は少なくなり当時の賑わいもなくなりましたが、路地の脇に旧跡史跡があり当時が偲ばれます。
池内さんの「自分の住んでいる場所で、高齢になっても元気に暮らしてゆきたい、近所の人が気軽に立ち寄りお茶飲み話ができる”町の縁側”を作ってみたい」そんな思いが実を結びました。
「仲えん(仲町の縁側)」ではお友達の蔵書を手作りの本棚に飾り、子どもからお年寄りまで誰でも借りられることができます。
この日はお友達の手づくり雛人形、吊るし雛が飾られ華やかな雰囲気が感じられました。
元々ご親戚が閉じられた自転車屋さんを改装して、「やっているかなぁ だれかいるかなぁ」と来て良かったなぁと思える縁側、懐かしい顔に会える縁側、お互いの見守りを兼ねながら笑顔がほころぶ縁側ができました。
いつの間にか「折り紙教室」が始まったり、「スマホのココがわからない、そういえばみんなでZoomでつながっているからWi-Fiをレンタルしてスマホカフェをやってみよう」など、夢はひろがります。
訪れる人が思い思いの得意な事を持ちより、立ち寄った人がつながる「町の縁側」でした。