公益財団法人長野県長寿社会開発センター

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長野 シニア大学

【レポート】シニア大学長野学部2学年 5~6月の授業の様子を紹介します

 長野県シニア大学長野学部2学年の5~6月に行った授業の様子をご紹介します。

5月10、11日 フレイル予防講座

 長野市地域包括推進課からフレイル専門家に来ていただき、また第40期卒業グループ「のうてんき」の皆さんにフレイル寸劇をしてもらいながらフレイル全般を知り、フレイル予防のポイントを皆さんで確認をしました(2022/05/13既報)。受講生の皆さんからの声をいくつか紹介いたします。

1)フレイルという言葉を聴くことはあるがその意味がわからなかったけれど、健康寿命を延ばすために大事なことを教えてもらえ、頑張ってフレイル予防をしたい。
2)いつも、お父さんと数品で食べていたが今日からは「タンパク質」も考えて長生きしないといけないなー。
3)シニア大学を出たグループがフレイル研修を受けて地域のお役に立てればと活動していることに驚いたし、私たちもこのような活動をしてみたい。
4)いままでコロナ環境下でいろいろな方々と繋がることができていなかったが、やはりいろいろな場面で、母ちゃん以外の皆さんと会話をしたり、用事を作って外に出ないといけないと感じました。

シニア大学OBによる寸劇

フレイル体操でバランス取り

5月24、25日 『これからが、これまでを決める』

 長野市内西敬寺の住職、木賣慈教(きうり じきょう)先生からいつもと違う観点から自己を見つめ直し、物事の見方を問い直し、社会活動に積極的に関わっていく、きっかけとなればとの先生の想いをたくさんいただいた2時間でした。皆さんからの声をいくつか紹介いたします。

1)普段宗教(仏教)を基に考えたことが無かった。今日は何時も当たり前と思っていた自分の生活に振り返りの時間をいただけた。
2)お寺さんと聞けば、葬式と法要の時以外に身近に感じなかったけれど、慈教先生のようにいろいろな所に出かけていき、人の役に立とうと走り回っている姿を拝見させていただき感動した。
3)いつも、何となくその時その時に任せて過ごしてきたが、生活は過去も未来も現在も今更だけど深く関わっていると感じました。

四苦八苦について

歩みを進めるために

6月10日・15日 『蔵のまち信州須坂の歴史』

 長野市の東に位置する須坂の歴史を須坂市立博物館館長の小林宇壱先生から午前中は講義を受け、午後は3班に分かれて、午前に学んだ講座の歴史を背景に、須坂観光ガイドの皆さんに「蔵のまち」を案内いただきました。
 2日とも梅雨空時期と重なりましたが、午後からは皆さんの「てるてる坊主パワー」が勝利をした楽しい一日を過ごせました。皆さんからの声です。

1)須坂市は住んでいる所からも近いのにあまり知らない土地だったが、今日は午前中は古墳時代から現在までの須坂を教えていただき、親近感が湧きました。蔵のまちも綺麗でした。
2)日頃あまり歩かないので午後の街歩きは疲れた。体力つけなけりゃいけないなー。
3)笠鉾会館での鉾を見ながら「これどうやって入れたの? お祭りのとき出すときどうするの?」。学芸員さん「正面のシャッターを開けて出し入れしますよ」。「なるほどね」
4)ガイドさんの案内は親切で午前中の講義での話と合わさり、うなづけた。それにしても、製糸業での繁栄とはすごい一時代だったのだなー!
5)観光ガイドの佐藤さんが旧小田切住宅で自作紙芝居をしていただけた。お話も面白く感動した。

ホールでの須坂の歴史

街並み拝見①

街並み拝見②

紙芝居も見ました

街並み拝見③

ホールのお掃除もします

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