専門コース7月授業レポート①(ライフデザインコース)
2025年7月、長野県シニア大学長野学部専門コース「ライフデザイン」では、昨年度の修了生と現役受講生がそれぞれの経験や夢を語り合いました。
ライフデザイン 昨年度修了生(シニア地域プロデューサー)のインタビューから
シニア大学での学び、その原動力とは?
Q:昨年度の修了生であるAさんとBさんにお伺いします。シニア大学に入学したきっかけは何でしたか?
Aさん:定年退職後「何かやってみたい、楽しいことをやってみたい」という思いが強かったです。一般コースでは同年代の方々との出会いを楽しみました。専門コースに入学した当初は特定の目的はなかったのですが、ふりかえるとまさに求めていたものがあったと気づきました。
Bさん:私も退職後、スケジュール帳が真っ白になってしまい、「何かをしたい、しなければ」という思いに駆られて専門コースに入学しました。入学後は本当に刺激を受け、今後の方向性が見えてきたと実感しています。
Q:実際にシニア大学で学んで、どのようなライフプランを描くようになりましたか?
Aさん:私は刺激を求めてさまざまな活動に挑戦しました。他のコースの受講生との交流を通じて、地域への恩返しとしてのボランティアに興味を持つようになりましたね。
Bさん:自己紹介の機会で、他者からのエールを得て自信がつきましたし、別の視点から自分を見つめ直すことができました。周囲の方々に支えられていることに気づき、自分の経験やスキルを地域に還元したいという思いが募りました。
Aさん・Bさん:事務局から提供される県内各地の情報は本当に参考になり、たくさんの刺激をいただきました。
Q:ライフデザインを学ぶ中で、特に印象に残っていること、気づかされたことはありますか?
Aさん・Bさん:講師の話から話題がどんどん広がり、時には脱線しながらも、自由に意見を言い合える雰囲気が最高でした。それぞれの個性が尊重され、本当に楽しい時間を過ごせましたね。
受講生が語る、それぞれの「人生道路地図」
Q:今回の授業で「人生道路地図」について深く掘り下げました。皆さんはどのような発見がありましたか?
Aさん:自身の人生道路地図について語ることで、進行役の方からの肯定的な意見にとても喜びを感じました。質問を通じて今後の方向性が見えましたし、他の方からのアドバイスで自分の足りない部分にも気づけました。表面的な情報だけでは他者を深く理解できないこと、皆さんがさまざまな苦労を乗り越えてきたことにも気づかされましたね。
Bさん:「事と想いを表現し、聴いている人の共感を得る『伝える力』が重要である」と改めて感じました。