【長野地区】タウンミーティング2024「地域づくり出会いのひろば」第8弾!開催
1月29日、長野保健福祉事務所で『 地域づくり出会いのひろば~シニアの自分みせ(見せ・魅せ・店)開店します~』開催しました。
『シニア世代の居場所と出番づくり』を目的に、継続的に開催している本事業も本年度で8回目。
ここでの対話をきかっけに、出会い、つながった多くのシニアがすでに地域で活躍しています。目的はそのままに今年度は少し手法を変えて開催しました。
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参加者150人以上が集い熱気に満ちた会場
『自己満足、大歓迎!自薦他薦を問いません。自分を「見(み)せる」「魅(み)せる」「お店(みせ)」を出して、大いにつながりましょう』という紹介に46のお店(ブース)が ズラリと並びました。
まるで、賑わう「まち」のようです。
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お互いの可能性に気づきネットワークを深め、地域の魅力を再発見しましょう!
午前は、シニア大学専門コースの講師で、宮城県にある尚絅学院大学の松田 道雄 教授のお話。「等話(平等な会話で心地よいコミュニケーションつくるための心がけ)」と「自分の特技を『店』にして駄菓子屋のような交流の場をつくる『だがしや楽校』」について学びました。
「昔よくやった指編み。覚えているかい?」 |
ごちゃまぜになって魅せ合う、語り合う |
午後は、だがしや楽校の体験です。好きなこと、得意なこと、熱い思い、作品の想い出やエピソードが並びます。「会場全体で会話のキャッチボールを楽しみましょう!等話を心がけながらね。」の呼びかけに、会場が湧きたちます。「聞いてほしい、見てほしい」「自分もやってみたい、仲間になりたい」「教えてほしい、参加しませんか」それぞれの思いや感情が交差します。
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「つながった、知り合えた!今日の体験とつながりを地域でどう活かそうか」
〇出店者の感想・・・「自分を出すことで、こういうことが好きだったのだと、あらためて気づくきっかけになった」「家で黙々とやってきたことを、外でいろいろな人たちにお披露目できて感謝。その感謝の気持ちで交流したことで楽しめた」「やってきたことに自信が持て、積極的に趣味をオープンにして人とつながりたい」
〇お店巡りした人の感想・・・「早速連絡先を交換した方からメールが来ました」「ご夫婦で参加したいと連絡がありました」「『多世代での遊び』のようなクラブをつくって、こどもプレゼンツとシニアプレゼンツでクラブをもてないか」
自身が自分のために学び得たこと。それは相手に話すことで変わっていく自分そのものだったのではないでしょうか。
(長野県長寿社会開発センター長野支部 シニア活動推進コーディネーター 齊藤 むつみ)