公益財団法人長野県長寿社会開発センター

〒380-0936 長野市大字中御所字岡田98-1 長野保健福祉事務所庁舎内

TEL 026-226-3741 FAX 026-226-8327

長野 シニア大学

シニアのたしなみ「話し方・聞き方」講座を開催しました

シニア大×NHK

 「会話が弾んだ」「お互いの思いを交わせた」と感じると、「いい時間だったな」と満足感を得ることができます。
 「聞く」「話す」「伝える」のコツを身に付ければ、日常の会話がもっと楽しくなることでしょう。

 11月21日(月)長野学部では、NHK長野放送局の田中 寛人アナウンサーを講師に迎えて「話し方・聞き方」のコツを教えていただきました。(会場:長野保健福祉事務所)
 「話」のプロである田中アナウンサー。その澄んだ声に参加者の期待も高まります。

コミュニケーション力を高めたいと集まったシニア

 

 まずは2人1組となり、相手の良さを見つけてプレゼンテーションするためにインタビューします。
 「コミュニケーションで大切なのは相手に興味を持つことです。共通項やキーワードを見つけて会話を深めていきましょう」と田中アナウンサー。

講師は「どどどど!」でお馴染みのNHK長野放送局の田中寛人アナウンサー

 

 自己紹介から始まり、好きな食べ物や病気のこと、夢中になっていることや最近気になっていること、故郷の話などなど…話はつきません。さすがは人生経験が豊富なシニアの皆さんです。

 

「待っていました」とばかりに話し出すシニアの皆さん

 

 「盛り上がりますね。いつもは小学生から大学生までに出前講座を行っていますが、話はじめるまでに少し時間がかかります。シニアの皆さんは積極的ですね。学びへの意欲を感じます」

 参加者のコミュニケーション力の高さに、田中アナウンサーも感心した様子です。アナウンサーの仕事の9割は「聞くこと」ですと田中アナウンサー。「話し上手より、聞き上手になることが大切」であることを学びました。

 「話の上手な人は、説明から状況の映像が浮かんできます。伝えるコツは、1文を短くして、結論から先に言うこと。正解はありません」(田中アナウンサー)。田中アナウンサーのアドバイスに「なるほど!」の声が会場から上がりました。

「肝心なのは、会話を楽しむことです」と田中アナウンサー

 

 後半は紙芝居方式で「キッチンカー」の魅力を1分間でプレゼンテーション。ここでも皆さん積極的にプレゼンテーションしました。
 プレゼンテーションする人、紙芝居をめくる人と、時間を計る人・・・誰かに言われるでもなく、自然に協力し合うシニアの皆さん。相手を思い、場を大切にされる姿に感動しました。

熱く魅力を語るシニア大生。現役の時は営業職でした?

 

 さあ、この日の学びを活かして、今日は誰と会話を楽しみましょうか。

〈長野支部 シニア活動推進コーディネーター 齊藤むつみ〉

1576

11929

14548

1578

13110

1580

賛助会員募集中

1579

情報誌「信州りらく」の購読はこちらへ

1589

当センターは長野県災害時支援ネットワーク構成団体です

1593

(公財)長野県長寿社会開発センターでは、高齢者の「健康づくり」とともに「精神的な充実」を車の両輪として社会参加等の面からも健康長寿世界一に向けた取組を支援します。