音楽カフェの魅力を会場全体で体感 長野支部/長野学部
長野支部と長野県シニア大学長野学部は、10月21日(金)長野市のホクト文化ホールで、シニア大学長野学部公開特別講座(長野支部活動事業)「人をつなぐ音楽のチカラ~県内に広がる音楽カフェの魅力に迫る」を開催しました。シニア大生、賛助会員、高齢者に関わる関係団体など約200名が集い、音楽カフェの魅力を会場全体で体感しました。
はじめに、県内各地に広がる音楽カフェ(レコード等の音源を持ち寄り、それにまつわる思い出やエピソードを聞き合い、音楽を楽しむ場)の事例が紹介されました。続いて、北信地域で活動するグループ「風のささやき」と、蓄音機やレコードの鑑賞会を通じて昭和文化の良さを伝える「昭和100年の会」(長野地域)の協力で、「模擬音楽カフェ」を行いました。
後半は、長野保健医療大学保健科学部リハビリテーション学科の春原るみ准教授から『つながり』『健康』面から音楽カフェを分析いただき、参加することで感じる「幸せ(幸福感)」が長寿につながることなどについての講演があり、新たな気づきをいただきました。
地域づくりに関わる参加者からは、
・次は実際に音楽カフェを見学したい
・地域でも音楽カフェをさっそく開きたい
・プレイヤーはあるので、地元でもレコードを聴く講座やイベントを企画しないともったい
といった感想があり、今後の広がりに期待できそうです。
【受講後のアンケートより】
・懐かしい曲を聞くと昔のことが思い出されてしみじみとした感情が湧き上がった
・人とのつながりの良さを改めて感じることができた
・音楽は心のオアシスですね
・音楽カフェから幸せに結びつくことができる
・若さ秘訣を知ることができた
・意識しなくても「音楽」はすぐそばにある存在。ツールとしては身近である
(長野支部 シニア活動推進コーディネーター 斉藤むつみ)