公益財団法人長野県長寿社会開発センター

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伊那 支部

1/14 令和3年度上伊那地区タウンミーティング「地域の[つながり]の中で心豊かに生きる」

令和4年1月14日ニシザワいなっせホールで開催した「令和3年度上伊那地区タウンミーティング~地域の[つながり]の中で心豊かに生きる~」。
地域には、ささいなきっかけから始めたことが仲間との楽しい活動に広がり、さらには地域の人からの感謝・期待、「3人称の生きがい」につながっている活動があります。
今年のタウンミーティングは、そんな活動に焦点を当てました。

▮ファシリテーター (公財)長野県長寿社会開発センター  理事長  内山 二郎
▮コメンテーター  (公財)長野県長寿社会開発センター  主任シニア活動推進コーディネーター  戸田 千登美
※動画の撮影・編集は、伊那市で30年前から活動している伊那ビデオクラブさんです

1、Jiro-kichiの部屋
①志和の会  代表 酒井さつきさん(伊那市)
~たんぽぽカフェ、そしてこども食堂で 仲間と生きがいづくり~
酒井さんは、小規模多機能型居宅介護施設たんぽぽの家(伊那市美篶)開設(2016年)に伴い、施設併設の「たんぽぽカフェ」で、水曜から金曜の週3回、志和の会の仲間たちと、自分の家で採れた野菜を持ち寄るなどして手作りワンコインランチを提供しています。
2018年ごろから、月一度子ども食堂を開始し、コロナ禍の学校休校期間には美篶小学校でお弁当の配布を5回実施しました。現在、伊那市社協のカレー大作戦、美篶小学校コミュニティスクールなどにも協力しています。(郷土料理伝承家、JAカルチャーリーダー)

 

②長野園芸福祉ネットワーク   顧問 藤田政良さん (伊那市)
~市民による「楽しみ、癒される園芸」で 誰もが元気に~
藤田さんは、2004年に発足した「花と緑の会」で、2008年より月2回(第1,3木曜日午前)、伊那中央病院の庭や花壇の手入れを行っています。シニア大学のタウンミーティングでつながった人や、病院に入通院している時に、手入れされた庭の花々に心癒された人など、花が好きな人が参加しています。
2017年より伊那公民館で市民ガーデニング講座を開催し、その受講生が実践に移行する場にもなっています。また上伊那各地に同様のグループがあり、長野園芸福祉ネットワークとしてつながることで、ボランティア運営ノウハウ、技術的なサポートや交流を進めています。

 

③[町4区]ほのぼのやまびこ    代表 梶田ひとみさん(駒ケ根市)
~人のつながり、好きと得意を活かして「私たちの居場所」づくり~
梶田さんは、住んでいる地域に気軽に集える場がなかったため、2019年、自身が20年来関わっている地区公民館分館のアレンジフラワーサークルの仲間や、ボランティアグループおれんじネットフレンズの仲間に声をかけ、集いの場を立ち上げました。
健康チェック、ラジオ体操、筋トレから始めて、参加者の得意なことを生かした活動(ぼっちゃ、トーンチャイム、手芸、ゲーム、レクリエーション、季節の行事、バスハイク等)を皆で楽しんでいます。認知症当事者もスタッフの一員として活躍。サポートし合いながら、認知症への理解が進むきっかけにもなっています。和気あいあいで、自分たちの居場所としてだけでなく、見守りの場、支え合いの場、地域の出会いの場にもなってきています。

 

2、交流タイム
交流タイムでは、酒井さん、藤田さん、梶田さんに戸田シニア活動推進コーディネーターが加わり、それぞれの活動のことを聞いて感じたことを伝えあいました。一人ひとりの違いを活かしたグループ活動が地域づくりにつながっていること、自主性・やる気を引き出す工夫、これまでの経験・学び・暮らしのすべてのことが活動に生かされている様子などなど、地域で活動していくヒントになるキーワードが満載です。

撮影・編集  伊那ビデオクラブ
2022年1月14日

 

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