• 2019.09.13
• Co活動紹介

県外から移住してきたシニアは、移住先の地域とのつながりを求めており、そのニーズに応えるため、シニア活動推進コーディネーターと県の地域振興課楽園信州・移住推進室（現在は信州暮らし推進課）と連携して、移住者や移住を考えているシニアに対し、働きかけや説明会等を行っています。そんな取組みの一環で今回は須坂市で移住者交流会が開催されました。

楽園信州　大人の移住者交流会（須坂市）

「人生二毛作のススメ」から

　長野県シニア大学では、地域の魅力を発信する観光等への関心も高く、社会参加の授業でもマップを作って配布する等、仲間を作って卒業後も活躍する方が多くいらっしゃいます。
　そのような中、市町村の移住担当者の交流会に参加したことをきっかけに、東京のふるさと回帰支援センターで「楽園信州移住セミナー　人生二毛作のススメ」という企画に協力しました。その後、銀座NAGANOとの連携を進める中で、県内の移住者交流会で発信の機会をいただきました。

移住者交流会

　2019年2月2日、県内に移住をしてきた人同士でつながりをつくってもらおうと、楽園信州推進協議会が須坂市内で主催した「移住者交流会」で人生二毛作について話題提供をしました。
　テーマは「～地域に溶け込み、第二の人生を豊かに過ごすヒント～」です。
　20代～60代の参加者に向けて、人生二毛作の取り組みとシニア移住者が地域とつながり活躍する事例や、外の風を追い風にする地元の長老やつなぎ役のコーディネーターの存在について、またシニア大学入学がきっかけで地域の人とつながり、社会参加をする移住者の事例紹介をしました。

第二の人生を豊かに過ごす、つながりづくり

　紹介後は想像以上の反応がありました。シニア層の中には、さっそくシニア大学に入学を希望する方もいました。20代～30代の若者からは、「自分たちも入学できませんか」と質問がありました。また「オープンキャンパスと授業参観日を設けて若者もシニア大学をのぞかせてほしい。そしてシニアと知り合いになりたい。つながりたい」と口々にご意見をいただきました。
　移住者交流会では、「地域の人とつながりたい気持ち」を強く感じました。
　「自分が選んで移り住んできた地域だから、良い地域にしたいんだ」と、地域活動を積極的にされているシニアから以前言われたことを思い出しました。
　移住された方も地元の方もつながれるような場づくりは、私たちコーディネーターも一緒に取り組めるのではないかと感じました。
（戸田千登美　主任シニア活動推進コーディネーター　2019.03）
※追記
その後、交流会に参加された方がシニア大学に入学し、仲間とともにシニアライフを楽しんでいます。（2019.09）
参考サイト：楽園信州　https://www.rakuen-shinsyu.jp/

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