信州版 人生ニモウサク劇場

このページでは シニア層の社会参加や 高齢者を支える 様々な取組をご紹介します。

  • Co活動紹介
    シニア事例

 シニア大学地域づくり講座で行っている「フィールドワーク」。自分たちの興味のあること・好きなこと・やってみたいことを、同じ思いを持った同級生と地域に出て『実践』します。北信学部では、この講座に市町村社協のコーディネーターが関わっています。長寿社会開発センター(以下、センター)と社会福祉協議会(以下、社協)など、これまでに築いた各団体とのネットワークを活かすことで、シニアの活動&コーディネーターとの連携が生まれています。

シニア大学北信学部地域づくり講座を経て卒業後の活動へ ~中野市社協ボランティアコーディネーターとの連携(中野市)NEW

シニア大学での活動
 令和5年度入学の学生の中に、「自分たちの得意なことを活かして、高齢者の施設で一緒に楽しい時間を持ちたい」という思いを持った方々がいました。メンバーに共通していたのは、苗字に全員“田”がつくこと。
 そこで活動グループを“シニア三田クラブ”と名付け、実践活動を始めました。
シニア大学北信学部地域づくり講座を経て卒業後の活動へ ~中野市社協ボランティアコーディネーターとの連携(中野市)の画像1
フィールドワークまとめポスター
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フィールドワーク発表の様子
初めての高齢者施設での活動
 いざ実践活動を始めるとなると、まず ①何をするか ②どこへ行くか を決めなくてはなりません。
 ①何をするか…は、メンバーの得意技を披露し一緒に楽しむ、ということで決まりました。手品、手遊び、歌。同級生から応援団も集結し、その中には南京玉すだれができる方も…。
 ②どこへ行くか…は、自分たちでは決めきれません。そこで手助けするのが、社協コーディネーターです。今回は、中野市社協のボランティアコーディネーターが高齢者施設を紹介してくれて、2カ所のデイサービスへ行くことになりました。
シニア大学北信学部地域づくり講座を経て卒業後の活動へ ~中野市社協ボランティアコーディネーターとの連携(中野市)の画像1
デイサービスへの訪問活動
活動してみて
 2カ所のデイサービスで実践活動をした“シニア三田クラブ”のメンバーの感想。
・手品と南京玉すだれでは「うーん」とか「おー」とか驚きの声が上がり大賑わいだった。
 ・利用者さんも一緒に歌を歌ったり、手遊びにも積極的に参加されて盛り上がった。
 ・利用者さんに喜んでもらえて、私たちも元気をもらえた。
 卒業後は「技を磨いて、年2回ぐらいは訪問活動をしていきたい」とのことでした。
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シニア三田クラブのメンバー
卒業後
 「年2回ぐらい訪問活動をしていきたい」と考えていた“シニア三田クラブ”の皆さん。
 高齢者施設では、利用者さんと一緒に楽しめることをやってくれるボランティアを求めていますが、なかなかマッチするグループが少なく困っていました。
 そこで施設の状況をよく知る中野市社協のコーディネーターがシニア大学で経験を積んだ“シニア三田クラブ”に声を掛けました。
 今後の活動は年2回ぐらい…と言っていたクラブのメンバーでしたが、依頼があると断らず、技に益々の磨きをかけています。今では地区の敬老会や他の施設からも声がかかりり、目標の倍以上の訪問活動を行い、一緒に楽しむ時間を提供し、自分たちも活力を得ています。
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中野市社協 大川さん 永井さん
 北信学部では、地域の課題を熟知した社協コーディネーターが、シニア大学生のスキルや技、知識を地域のニーズとマッチングするべく、毎年力を貸してくれています。社協とのつながりは、卒業後に地域で活躍する学生たちのこれからの活動の幅を広げ、背中を押してくれることでしょう。
 また北信圏域では、管内の関係団体や多様なコーディネーターとのネットワークを構築するために「北信管内における高齢者地域活動に関する情報交換会(ネットワーク会議)」を毎年開催しています。管内の関係者が一堂に会して顔を合わせ、情報を持ち寄り、知恵を出し合うことでシニアの活動がますます活発となり、誰もが喜びを感じられる地域になっていくことを目指しています。

2025.12 北信支部 シニア活動推進コーディネーター 松永静香

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