きっかけは…
小平さんご夫妻は、伊那市で手作り雑貨(木工品、布小物など)やアンティーク雑貨のお店GREEN GABLESを営んでいます。教職を退職後、2012年に開店しました。季節ごとに、バラや色とりどりの花が咲き乱れる庭、そして赤毛のアンの家を彷彿とさせる緑の切妻屋根の家が目印です。「何か小さくて、商品になるもの」を探していた和夫さんは、当時母親の介護をしていた伸子さんの勧めでトールペイント講座に通い始めました。男性は一人だけ の教室で、「花の絵ばかりじゃちょっと…」と思い始めていた時、お手本帖に建物の絵を見つけます。伸子さんがミニチュアハウスを収集していたこともあり、「伊那の看板建築(※)を、トールペイントで作ってみたらいいんじゃない?」とヒントをもらい、和夫さんのミニチュア建物づくりが始まりました。