サバメシ!(上野が丘夏休みわいわい塾)

上田市

※今回は長野県長寿社会開発センター賛助会活動サポーターの柳澤文溥さんに地元上田市で行われた子育て支援の様子を取材していただきました。

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私は今年度より活動サポーターを委嘱されました。活動サポーターとは何をすればよいのか分からないまま、あまりその名にこだわらず今までと同じ気持ちで活動しております。

次に最近の活動の1つを紹介したいと思います。

私の地元、上田市上野が丘公民館では毎年(今年で5回目)小学校(4校)の夏休みに合わせ「上野が丘夏休みわいわい塾」を行っています。8月1日から4日までの4日間、主に午前は学習活動、午後は体験活動を行っています。子供の参加は定員が100名ですが申し込みがあまりに多いため抽選となりました。

子供の相手はボランティアとして高齢者を中心に中学生(昨年までの体験者)、高校生、大学生も加わります(総勢88名)。今日はその中から3日目の野外活動(於・市民の森)の報告をしたいと思います。

朝9時、全員公民館に集合。注意事項の説明を受けた後バス4台で市民の森へ出発です。到着後子供の確認の点呼をし、消防士による火の扱いの注意事項等のお話を受けます。それぞれ準備の後活動開始、「ビールの空き缶を利用した飯炊き体験」です。燃料は牛乳パックを小さく切った紙を利用します(詳細省略)。いよいよ火をつけ飯炊きの開始。煙が目に染み、涙と鼻水。子供には風上に移動するよう指示し、ボランティアは火が消えないようお手伝いに必死です。いよいよ炊き上がり。

12時昼食、ボランティアの方達が現地で作ってくれたカレーが格別美味しく、又きゅうりの漬物が大変美味しく感じました。昼食後は市民の森での野外活動「忍者修行!!〜わいわい塾の巻〜」です。

充分楽しんだ後、午後3時半上野が丘公民館へ全員無事帰着。皆でおやつをいただき帰りの会の後、午後4時解散しました。公民館までの送迎はすべて親の責任で行います。

この活動は上野が丘公民館が中心となり運営委員会を組織し、大勢のボランティアの皆さんの協力で行われております。私も第1回から参加しております。大変なことも勿論ありますが(特に企画する役員の皆さん)、ボランティアとして参加して自分の孫のような子供たちとの交流は心の健康と若返り、そして生きがいを感ずる素晴らしい体験と思っております。こんな体験ができるのは今です。

参加した子供たち、また一緒に活動した大勢のボランティアの皆さんと今後街の中で出会ったときも「こんにちは!元気ですか」と声掛けできるのも幸せを感ずる一瞬です。家の中にいるのはもったいないです。

皆さん外に出て生きがいのある人生を!!

(文:上小地区活動サポーター 柳澤文溥)


子どもたちの到着を待つボランティアのシニアさんたち。


もちろん、スイカも準備万端。毎年地域の方がプレゼントしてくれるそうです。


子どもたちが到着すると、静かな森が活気づきます。今日のメニューは「サバイバルメシタキ」。略して“サバメシ”です。


ビールのアルミ缶で作った“かまど”に牛乳パックで作った“マキ”をくべます。これがなかなか大変。


おこげもしっかり。美味しく炊けました。


「カレー ください!」「はい どうぞ!」


今は小学生を見守る中学生のボランティア。受け継がれる地域の輪が子どもたちを育みます。


さあ、みなさんも!



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