踏み出す一歩

上田市社協丸子ボランティア地域活動センター

 本日は、地元の里山を整備するボランティアグループの方と初夏のトレッキングコースを散策する、男性のためのボランティア講座の第2回目です。あいにくの雨天のため会場は会議室へ変更となりましたが、活動の様子や課題などについて参加者を交えてにぎやかな意見交換会となりました。

 元々は地元の生涯学習を通じて知り合ったメンバーが、何か市民のためにと始めたのが活動のきっかけとのこと。資材などすべて自力で担ぎ上げながら整備したトレッキングコースは全長9キロ。緩やかな散策道は初心者にも好評だが課題も多く、一番の懸念は活動資金としてきた自治体からの助成が来年で終了してしまうこと。「花の苗一本買えなくなってしまう」。

 今回のボランティア講座には、点訳ボランティアや風船を使ったマジックバルーンの達人など多彩な顔ぶれが集まりました。それぞれ培った経験から、「花の苗は・・・でもらったら?」「コースで怪我したらどうなるの?」など、様々な意見が飛び交います。地元自治会との連携や小学校などの遠足の利用などはまだこれからとのことでしたが、次の一歩が楽しみな意見交換となりました。

 講座の締めくくりは、前回学んだマジックバルーンの復習です。ねじりすぎて“パン!”と破裂する音もちらほら聞かれましたが、楽しみながらも真剣に取り組む姿が印象に残りました。地元ボランティアセンターのコーディネーターの発案で始まった男性向けのボランティア講座。退職後の暮らし方を模索する男性参加者にとっても、楽しい一歩踏み出すための大切なきっかけ作りになったと思います。


まずは前回のおさらいからです。


ひねりすぎて割れてしまうことも。


初心者も手ほどきを受けながら楽しみます。


さっそく地域に向けて出発です。



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