城前の桜の時期の2週間、辰野町社協ボランティアセンターの前では、野点傘の下で"お花見縁側"が開かれていました。通称"城前線"を通る人々に「やすんでいきませんか」「桜茶いかがですか」と声掛けをしながら、桜茶を振る舞う"縁側人"は「辰野ボランティア・市民活動ネットワーク運営委員会」の運営委員さん。みなさん仕事を退職されて地域のために活躍されているシニアの方々です。縁側のまわりには地元の方が育てた野菜や手作りの手芸品がところせましと並べられ、縁側ににぎわいを添えていました。先人が植え、育て、守ってきた桜が、いっそう町の人々が地域へかかわるきっかけをつくっています。
風に舞い散る桜がとてもきれいでした。
「お花見縁側」の旗が往来に声をかけています。
手作りの看板が優しく人を招きます。
活発な活動がうかがえます。
センターの入り口には持ち寄った品々が所狭しと並べられていました。こちらは花の種、ひと袋10円です。
花弁を落としてセンターへ入ります。
センターの中にも手作りの品々がにぎやかに飾られていました。
ボランティアセンターはシニア層の活発な活動を支える大切な拠点になっています。