信州版 人生ニモウサク劇場

このページでは シニア層の社会参加や 高齢者を支える 様々な取組をご紹介します。

  • シニア事例

幼少期、ワクワクして通った駄菓子屋。そこでは駄菓子とともに大人たちの間にちょこんと入り、話に混ざる楽しさもありました。そんな想いを現代の子どもたちにも味わってもらいたい。自宅の一角を駄菓子屋にして高齢になるお母さんの出番と役割をつくりました。

駄菓子屋はごちゃまぜの小さな地域(中野市)

だがしやG ~子ども・高齢者・居場所づくり~
 昨年5月、中野市西条の住宅街に駄菓子屋がOPENしました。
 名前は「だがしやG」。
 駄菓子屋をやろう、と提案したのは「信州Gプロジェクト」代表の傳田清さん。「G」は元気とご縁。「信州Gプロジェクト」は、子ども達に楽しいひと時を過ごしてもらう『笑う門にはハッピーカムカムフェス!!』というイベントも企画しており、今年は7月15日(月・祝)に開催し、約700人の来場者がありました。
駄菓子屋はごちゃまぜの小さな地域(中野市)の画像1
住宅街にある駄菓子屋目指して子どもたちが集まります
家族も協力
 なぜ駄菓子屋?「ネット社会の普及で、動画やゲームばかりの子ども達に、自分が昔体験して印象に残っているよき思い出を味わってもらいたい」との思いが傳田さんにはあります。
 ご家族に相談したら、お母さんはじめみんなに気持ち良く受け止めてもらえ、店番は母・薫さん(75歳)が引き受けてくれました。「接客なんてこの歳になって初めてよ~」と笑う薫さん。「最初は大変だった、でも1ヶ月たって慣れてきたわ」と。
 10円~100円程度の駄菓子に混ざって、カップラーメンやカレー等のレトルト食品が置いてあります。「一人暮らしのお年寄りが買いやすいように、置いてるのよ。」と話してくれました。
駄菓子屋はごちゃまぜの小さな地域(中野市)の画像1
いくつになってもワクワクする駄菓子屋風景
お母さんの生きがいに
 接客にも慣れてきた最近は、子ども一人一人の個性が少しずつ分かるようになってきて、話をしてくれるようになってきた、とのこと。土日になると、おにぎりを持って、お茶を飲んで、2時間ぐらい過ごして帰って行く子どももいます。「ここに来れば、おばあちゃんが居るからね、居場所だと思ってもらえたら嬉しい…」と薫さん。この店は薫さんの生きがいにもなっているようです。
駄菓子屋はごちゃまぜの小さな地域(中野市)の画像1
おばあちゃんたちの話はおもしろいな~
駄菓子屋はごちゃまぜサロンに早変わり!
 高齢者の得意分野を活かして子どもたちと交流できるワークショップ的な場を作りたいと開店当初から考えていた傳田さん。
 店の奥にあるフリースペースでは、様々な活動が展開されています。子どももシニアも一緒に「ロバ隊長」(中野市認知症サポーターマスコット)づくりが開かれました。そこではフェルトのマスコットの縫い方を子どもに教えるシニアの姿もありました。高齢者向けサロン「いっ福サロン」も開いています。子どもを中心とした多世代交流、シニアの出番創出にも駄菓子屋が一役担っているようです。
 今後も「だがしやG」の活動に、中野市民・社協・行政・当センターも含め多様な人たちが関わり、つながれるよう、連携していきたいと思います。もちろん子どもを中心に!
(松永静香 北信支部シニア活動推進コーディネーター 2019.10)
駄菓子屋はごちゃまぜの小さな地域(中野市)の画像1
ゆっくり優しくほめながら教えるシニア

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