信州版 人生ニモウサク劇場

このページでは シニア層の社会参加や 高齢者を支える 様々な取組をご紹介します。

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シニアの力を地域づくりに。佐久地域で初めてボランティアコーディネーション力3級検定が開催されました。今、地域でコーディネーターとして活躍するシニアをレポートします。

今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)

シニア世代がボランティアコーディネーション力検定に挑戦!
 私たちが暮らす地域には少子高齢化に伴う様々な課題が山積しています。同時に、その地域にしかない資源(ヒト・モノ・コト)が沢山あります。特に、佐久地域においては何かしてみたいと考えている元気なシニアを含めた住民が多いことです。
 住民に寄り添いながら一人ひとりの潜在的な力を信じて、多様なヒト・モノ・コトをつなぎ地域の様々な課題解決に向けてかじ取りを担うコーディネーターのニーズが高まっています。
 今回、このコーディネート力を身に付けようと、シニア世代が「ボランティアコーディネーション力3級検定」にチャレンジしました。
 ※この検定は、令和元年11月23日(土)、佐久地域では初めて開催され、龍谷大学 社会学部 現代福祉学科 教授の筒井のり子先生による講義が行われました。
募集内容
レポート
今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)の画像1
シニア世代を含めて佐久で初めての検定開催!
ボランティアについて深く知りたい!
 今回受講されたおひとり、シニア大学を卒業、専門コースを修了されたKさん。特に環境について関心をもって100年後の桜並木を夢見ながら桜の若枝の植林、管理等の活動を進めています。しかし、本当の意味でボランティア活動について理解していたのか等の疑問をもっていました。
 台風19号による被災地でのボランティア活動のニュースを聞き参加された方の姿を見て、生きがいをもって社会参加のできる“何か”を持ちたい! ボランティアについて深く知りたい! という思いで受講しました。
今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)の画像1
地域住民と協力して桜の若枝を内山城までの沿道に植えました。
住民に寄り添い、潜在的な力を信じて!
 受講後は、持続可能な地域づくりの一環として町の未来について移住者を中心とした聞き取りを地域で行っています。
 移住者ならではの様々な視点のアイデアや発想が出てきます。佐久で生まれ育った方も移住者も、この地域をよくしたいという想いは一緒です。その想いに寄り添いながら、住民の力を信じてコーディネートをすすめていきたいと抱負を語っていました。
今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)の画像1
寄り添いながらアイディアを共有して企画を立てていきます。(シニア大学実践講座)
コーディネート役をかってでる!
もうおひとりは、シニア大学を卒業後、昨年6月から始めた情報広場の司会進行をかって出てくださったNさん。情報を発信したい個人、団体 情報をもらいたい個人、団体等が自由に発信できる場になっています。参加者自身もコーディネーター役になるような場づくりをすすめています。
 ある日の情報市場では「氷風穴保存会」の「もっと風穴のことを知ってほしい」という発信に社会福祉協議会と連携し高齢者の見学の道を創りだしたり、「音羽の会」の「演奏する場所が欲しい」の発信で演奏の場づくりにつながったり「珈琲ボランティアしたい」の想いを受けた団体とのつながりづくりや、情報広場で珈琲を入れていただくことに発展するなど、柔軟に楽しくコーディネートしています。
お二人はボランティアの本質を知りたい。ボランティアコーディネーション力を身につけたいという思いで受講されました。
様々な個人や団体等が対等な関係でつながり、そこから新たな力を生み出すことが重要だと感じられたようです。
今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)の画像1
昨年6月から始めた情報広場の第1回目
住民の中にコーディネーション力のある人を!佐久の地で共に学び共有する場を。
 シニアの社会参加を推進するうえで中間支援組織と常日頃から連携をして取り組んでいます。地域には何かをしてみたいシニアを含めた住民が沢山いるのに、具体的な活動に結び付かない状況がありました。原因は何だろうと考えてみた時、コーディネートをする人材が少ないという課題が見えてきました。その課題解決の糸口として住民の中にコーディネーション力を持つ人をたくさん創りだそうと、今回の検定開催となったわけです。
 昨年から、当センター佐久支部では、専門職として活躍されている「佐久地域コーディネーター研修会」を実施しています。今年も「持続可能な地域づくり」をテーマに2回開催しました。
 次年度以降、今回の検定を受講された方々にも声がけをさせていただき、多様な側面から佐久地域の未来を一緒に考える「対話」の場づくりを考えています。
 シニアには長年培ってこられた技術や経験、人脈、多様な方との調整能力があります。そこにボランティアコーディネーションの知識を身に着け、軸を持つことで住民ひとり一人の可能性を発見し多様な活動のきっかけが生まれるのではないでしょうか。
 佐久地域に住むひとり一人がより主体的に豊かで安心し楽しく暮らせる地域になることを願ってやみません。
(佐久支部シニア活動推進コーディネーター 橋本 昭弘 2019.12)
今、シニアにボランティアコーディネーション力を!(佐久市)の画像1
多様な方々が集まって新たなつながりが生れます。(シニアの出番発見!佐久広場)

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